経済・お金・転職失敗から学んだ

「20代の持ち家率、過去最高」の陰で75歳完済ローンが急増中

皆さま、こんにちは。Yukioです。

大学を除籍された元日本語教師、おまけに難病持ちという、履歴書的には詰んでる人間が、持ち前の明るさと、今まさに学んでいる最中のAIツールを武器に、資産5万円から3年で1億円を目指し奮闘しています。

頭がいいからAIを使うのではなく、根っからのブルーワーク思考だったからこそ気づけたことを、正直に綴っていきます。

このブログが、あなたの一歩を後押しできれば幸いです。ぜひ最後までお読みください。

「20代の持ち家率が過去最高」というニュースを見て、去年結婚した友人がペアローンで新築マンションを買った話を思い出した人もいるはずだ。自分も今のうちに動かないと、一生賃貸のままなのではという焦りだ。

でもこの記事で確かめたいのは、その「過去最高」という数字が、実際は誰の話なのかということだ。

この記事の結論

  • 「20代以下の持ち家率が過去最高」の40.7%は、世帯主が20代の2人以上世帯に限った数字で、若者全体の話ではない
  • その裏では、完済が75歳や80歳になる50年ローンが急増しており、老後資金を圧迫するリスクが指摘されている
  • 「今買うべきか」は世間の流れでなく、自分が超長期ローンを組んでも崩れない家計かどうかで判断したい

「40.7%」は、実は誰の話なのか

総務省の家計調査によると、2025年の持ち家率は40.7%で、2000年以降の最高水準に達したと公表されている。

この数字だけを見ると、「若者みんなが家を買えるようになった」ように読めてしまう。実際にニュースのコメント欄でも、多くの人が真っ先にこの数字の中身に反応していた。

ただし、この40.7%は世帯主が20代で、かつ2人以上世帯を対象にした数字だ。単身者や、結婚していない20代は含まれていない。

固定観念くん
持ち家率が過去最高だって聞くと、20代のみんなが家を買えるようになったのかと思っちゃうよね。

ゆきお
でもこの数字、世帯主が20代で2人以上世帯っていう、結婚してペアローンを組めるような層に絞られてるんだよね。

👑
センセイ
総務省の家計調査は、世帯主の年齢階級別に「二人以上の世帯」を区分して集計しており、単身世帯とは別枠で公表されています。

つまりこの過去最高は、20代全体の購買力が上がったという話ではなく、共働きで一定の収入がある層が、条件を揃えて手を伸ばした結果という可能性が考えられる。

50年ローンという選択肢が広がった本当の理由

ここまでは、統計の読み方の話に見えるかもしれない。でも実は、その裏側にはもっと切実な事情がある。

首都圏で世帯年収の8倍以上を出して新築マンションを購入した割合は、2009年の7.1%から2024年には20.4%まで増えたと報告されている。

首都圏のマンション平均価格は2026年上半期に初めて1億円を突破し、近畿圏も5453万円と、1991年のバブル期(5221万円)を上回った。

価格がここまで上がると、従来の35年ローンでは月々の返済額が現実的な水準に収まらない。そこで大手ネット銀行を中心に、50年という超長期ローンが用意されるようになった。

返済期間を延ばせば月々の負担は下がるため、共働きの「ペアローン」と組み合わせれば、都市部の物件にも手が届くようになる。今の「持ち家率過去最高」は、この仕組みの上に成り立っている数字だ。

あなたは”急いでいい側”か、”様子見でいい側”か

問題は、この50年という期間が、老後の生活とどう重なるかだ。

借入時の年齢 50年ローンの完済年齢 35年ローンの完済年齢
25歳 75歳 60歳
30歳 80歳 65歳
40歳 90歳 75歳

返済期間が延びるほど月々の負担は軽くなるが、支払う利息の総額はその分だけ大きくなる。年金生活に入ったあとも返済が続く前提で、家計が組まれることになる。

実際にあるコメントでは、50年ローンでマンションを購入した知人が「繰り上げ返済をするつもりだったが、生活費に追われて実現できていない」という事例が紹介されていた。ローン以外にも、将来のリフォーム資金が別途必要になる点を指摘する声もあった。

一方で、賃貸を選び続ける若者も多い。転勤や家族構成の変化に合わせて住まいを変えられる身軽さを優先する層は、今も一定数いる。

「急いでいい側」かどうかは、収入が今後20年以上安定する見込みがあるか、共働きが続けられる前提かどうかで大きく変わる。

コメント欄で見えた、”危険派”のリアルな警戒感

金融機関に勤めているという投稿者からは、「収入ぎりぎりでの購入は危険」「ライフステージの変化に対応しづらくなる」という警告があった。

別の投稿者は、住宅購入を株式の高値掴みになぞらえ、「複数人に相談したうえで慎重に決めるべきだ」と受け止めていた。

「後期高齢者になってからの返済を強いられ、総利息額が膨れ上がる」と、50年ローンの構造そのものに懸念を示す声も目立った。

これらの声に共通しているのは、購入そのものへの反対というより、「今の勢いだけで決めていいのか」という一呼吸を置く視点だ。

FIREを目指すなら、この数字をどう判断するか

FIREを目指す立場から見ると、持ち家か賃貸かという二択より大事な軸がある。手元に残る現金と、投資に回せる余力が、住宅ローンによってどれだけ削られるかという点だ。

返済比率を上げてぎりぎりの家計で住宅を買うと、NISAの積立や生活防衛資金に回す余力が失われやすい。資産形成のペースそのものが、何十年も遅れてしまう可能性がある。

私は現時点では、持ち家を否定する必要はないと考えている。ただし「みんなが買っているから」ではなく、住宅ローンを組んだあとも積立や貯蓄を続けられる余力があるかを、先に確認しておきたい。

今日やること:自分の”完済年齢”を出してみる

まず、自分が住宅ローンを組むとしたら何歳になるかを決める。そこに35年と50年をそれぞれ足して、完済時の年齢を出してみてほしい。

次に、その年齢が自分の想定する引退時期や年金受給開始年齢と、どれくらい離れているかを確認する。この2つの数字を並べるだけで、「今の勢いで決めていいか」の判断材料が一つ増える。

まとめ

  • 「20代以下の持ち家率が過去最高」の40.7%は、世帯主が20代の2人以上世帯に限った数字だった
  • 価格高騰を背景に50年という超長期ローンが広がり、完済年齢が75歳や80歳になるケースが増えている
  • 金融機関勤務者や投資経験者からは、収入ぎりぎりでの購入への警戒感を示すコメントが目立った
  • 持ち家か賃貸かより、住宅ローンを組んだあとも資産形成を続けられる余力があるかで判断したい

「過去最高」という見出しは、誰もが買える時代が来たという意味ではない。条件が揃った一部の層が、超長期ローンという手段でようやく手を伸ばしている、というのが実際の姿に近い。自分がその条件に当てはまるかを確認してから動いても、遅くはないはずだ。

📈 資産進捗レポート
現在 ¥50,000目標 ¥100,000,000
¥50,000現在資産
0月間PV
0.05%達成率
🏁 20代持ち家率と50年ローンの記事 読了
Y
Yukio
FIRE挑戦中31歳
大学を除籍された元日本語教師、おまけに難病持ちという、履歴書的には詰んでる人間が、持ち前の明るさと、今まさに学んでいる最中のAIツールを武器に、資産5万円から3年で1億円を目指しています。頭のいい人間がAIを使いこなす話ではなく、ガチガチのブルーワーク思考だった人間がAIに救われていく話。だからこそ、このブログには価値があると思っています。
✍️ 1分カンタン診断
今まさに参加中
無料・1分で登録
転職で年収を上げて、
資産形成のスピードを2倍にする
ETOILEキャリア相談は完全無料。仙台・東北エリアの非公開求人を紹介します。
今すぐ無料診断する →

コメント 23件

  1. 契
    契約社員です 9/5 04:11

    20.4%という数字は、かなり限られた条件での話ではないでしょうか。読むこと自体は続けます。

    返信する
  2. 匿
    匿名希望 9/5 13:31

    40.7%という数字の出典がどこなのか気になりました。正直、途中で読むのをやめかけました。前置きが長いです。

    返信する
  3. 兼
    兼業主婦 9/5 22:15

    8倍という数字は、正直まったく知りませんでした。同じ地方在住なので、都会前提じゃない話が読めるのはありがたいです。もしよければ、この続きも書いてほしいです。

    返信する
  4. ま
    まりん 9/6 08:29

    概ね同意なんですが、一点だけ。「コメント欄で見えた、"危険派"のリアルな警戒感」で挙げられている例が、少し極端では。同じような主張の記事は他にもあるので、独自性は薄いと感じました。長文で失礼しました。

    返信する
  5. 氷
    氷河期世代 9/6 19:20

    寝る前に読むつもりが目が冴えました。40.7%という数字だけ、読み終わったあとも頭に残っています。正論なんだけど押しつけがましくないので、最後まで読めました。無理せず続けてください。

    返信する
  6. ま
    まゆ 9/6 22:32

    20代の持ち家率、過去最高について、ここまで具体的に書いてある記事は初めて読みました。副業の話が現実的な規模感なのがよかったです。いきなり月50万と言われても困るので。

    返信する 返信 1
    • Yukio 著者 9/7 22:08

      ありがとうございます。うまくいかなかった話も含めて全部書いていきます。

  7. m
    mame 9/7 00:54

    「「40.7%」は、実は誰の話なのか」のところは、根拠が薄いと感じました。次の記事でこのあたりが埋まることを期待しています。

    返信する
  8. こ
    こはる 9/7 09:26

    はじめまして。「FIREを目指すなら、この数字をどう判断するか」の項目、何度か読み返しました。読み終わったあとに手が動くタイプの記事だと思います。とりあえず口座の残高を見るところから始めました。

    返信する
  9. 元
    元派遣→正社員 9/7 17:39

    「今日やること:自分の"完済年齢"を出してみる」の項目、もう少し掘り下げてほしかったです。前提条件をもう少し具体的に書いてもらえると判断しやすいです。否定するつもりはないので、気を悪くされたらすみません。

    返信する
  10. ぽ
    ぽんこつ会社員 9/7 22:21

    7.1%という数字の使い方が、少し都合よく見えました。

    返信する
  11. 田
    田舎住みSE 9/8 06:38

    はじめまして。特に「あなたは"急いでいい側"か、"様子見でいい側"か」は、自分に完全に当てはまっていました。節約の話で終わらず、収入の側にも踏み込んでいるのがよかったです。片方だけだと限界があるので。陰ながら応援してます。

    返信する
  12. 脱
    脱社畜志望 9/8 10:31

    7.1%という数字を見て、少し焦りました。

    お金の話になると急に説教くさくなる記事が多いんですが、これは違いました。また来ます。

    返信する
  13. 独
    独身寮暮らし 9/8 18:23

    厳しめの意見になります。20代の持ち家率、過去最高は、条件によって答えが変わる話だと思います。言っていることはわかりますが、これは元手や時間に余裕がある人の理屈だと思います。否定するつもりはないので、気を悪くされたらすみません。

    返信する 返信 1
    • Yukio 著者 9/8 23:20

      「できない人の話」が抜けているのは自覚があります。そこを正面から扱う記事を書きます。

  14. 地
    地方公務員6年目 9/9 01:25

    賛同できない部分があったので書きます。「FIREを目指すなら、この数字をどう判断するか」は言い切りすぎだと思います。前提条件をもう少し具体的に書いてもらえると判断しやすいです。間違っていたら指摘してください。

    返信する
  15. k
    koh 9/9 04:46

    はじめまして。「あなたは"急いでいい側"か、"様子見でいい側"か」のところが一番刺さりました。定期的に読み返したい内容です。これからも読ませてもらいます。

    返信する
  16. ゆ
    ゆうすけ 9/9 14:14

    概ね同意なんですが、一点だけ。1億円という数字だけ切り取っても、前提が違えば意味は変わるのでは。その数字の出典はどこでしょうか。差し支えなければ教えてください。

    返信する
  17. な
    なつみ 9/9 16:23

    20代の持ち家率、過去最高は他人事じゃないと、読んでいて改めて思いました。年収の話をタブー扱いしないで書いてくれるのは助かります。更新ありがとうございます。

    返信する 返信 1
    • Yukio 著者 9/10 06:18

      こちらこそありがとうございます。数字は今後も包み隠さず出していきます。

  18. 看
    看護師です 9/9 19:53

    読みましたが、正直しっくり来ませんでした。

    20代の持ち家率、過去最高、少なくとも自分の周りでは当てはまりません。数字の出し方が都合よく見えます。前提条件をもっと明記してほしいです。読むこと自体は続けます。

    返信する
  19. 工
    工場勤務 9/10 02:54

    一部だけ引っかかったので書き込みます。

    「あなたは"急いでいい側"か、"様子見でいい側"か」については、反対の立場の説明も欲しかったです。投資の話は結果論になりがちです。今の相場がこのまま続く前提に見えました。次の記事でこのあたりが埋まることを期待しています。

    返信する 返信 1
    • Yukio 著者 9/10 19:58

      耳の痛い指摘ですが、その通りだと思います。逃げずに書き直します。

この記事にコメントする

メールアドレスは公開されません。いただいたコメントは確認のうえ掲載します。