皆さま、こんにちは。Yukioです。
大学を除籍された元日本語教師、おまけに難病持ちという、履歴書的には詰んでる人間が、持ち前の明るさと、今まさに学んでいる最中のAIツールを武器に、資産5万円から3年で1億円を目指し奮闘しています。
頭がいいからAIを使うのではなく、根っからのブルーワーク思考だったからこそ気づけたことを、正直に綴っていきます。
このブログが、あなたの一歩を後押しできれば幸いです。ぜひ最後までお読みください。
「AIでエンジニアの仕事がなくなる」という言葉を見て、ヒヤッとした人もいるはずだ。自分の仕事、あるいは家族の仕事が、まさにその”保守運用”だったりすると、他人事では済まされない。
でもこの記事で確かめたいのは、その議論が本当に「仕事があるかないか」の話だったのかということだ。
この記事の結論
- AIが保守作業を”こなせるかどうか”と、企業がその責任を”AIに任せられるかどうか”は、まったく別の論点だった
- 現役エンジニアたちの反論の中心は、災害対応や顧客対応など、想定外が起きたときに誰が責任を持つのかという点にあった
- これからの仕事の価値は、作業をこなす力ではなく、何かあったときに判断し責任を持てる力に移っていく可能性が高い
「AIで保守運用は不要に」論争が示した、意外な対立軸
インフルエンサーのイケハヤ氏は、Xで「AIがちゃっちゃっとやってくれるので、保守運用で食っているエンジニアは早晩仕事がなくなる」という趣旨の投稿をしている。
これに対し、現役エンジニアの加納しげる氏らが反論した。「ガチの基幹システムをやったことがないから、保守運用についての理解が足りていない。個人商店のシステムやWebアプリの運用保守とは訳が違う」という指摘だ。
個人アプリやWebサービスの保守なら、多少のトラブルは作った本人が把握して直せばいい。でも企業の基幹システムでは、障害が起きた瞬間に影響が及ぶ範囲も、求められる対応の速さも、まったく桁が違う。加納氏の反論は、この規模の差を無視した議論だという指摘だった。
SHIFT社が「SHIFT DQS for メンテナンスサポート」というAIOps関連のサービスを発表しているように、AIによる保守運用の効率化自体は確実に進んでいる。ただ、その進み方には、システムの規模や重要度によって大きな差がありそうだ。
「保守できるか」と「任せられるか」は、別の話だった
ここまでは、AIが仕事を奪うかどうかという単純な対立に見えるかもしれない。でも実は、話はもう一段複雑だ。
ある投稿者は「AIは責任を取ってくれない、という点をAI推進派は見ないことにしている」と指摘していた。
技術的な進歩のスピードと、実際に企業がどこまで任せられるかというガバナンスの整備は、同じペースで進むわけではない。
現場からのリアルな反論、一戸建てとマンションのたとえ
ある投稿者は、次のようなたとえで説明していた。「大工の大将だけではマンション級の家は建たないし、建物の維持もできない。でも、大工の大将で建つ家があるのも確かだし、ログハウスであれば自力で建てる人もいる」
別の投稿者は、より具体的な現場の不安を挙げていた。「githubと、Teamsと、会社のメインIDPが同時に落ちた場合の災害対策まで考えられていない」「そこそこの金融機関のシステムを扱っているSIerでも、そこまでは想定できていない」という声だ。
「中小のシステム開発会社で、サイバー攻撃までしっかり想定しているところがどれだけあるのか」という、業界全体への疑問も見られた。
一方で、AI活用そのものを否定する声は少なかった。ある投稿者は「運用エンジニア不要論には賛成しないが、インフラ管理でのAI利活用は積極的に試したい。オンプレでAIを使った管理を試していて、危険な挙動やエラーの切り分けを提案してくれるのは助けになる」と、前向きな距離感を示していた。
あなたの仕事は、”個人商店型”か”基幹システム型”か
この対立を整理すると、次のようになる。
| 個人開発・小規模システムの運用 | 大企業の基幹システムの運用 |
|---|---|
| 影響範囲が限定的で、AIに任せやすい | 災害・障害時の影響範囲が広く、責任が重い |
| 作り手自身が状況を把握しやすい | 顧客対応・説明責任など人間の判断が絡む |
| 試行錯誤のコストが低い | 想定外への備え(BCP対策)が前提になる |
「AIに仕事を奪われるか」を考えるときは、自分の仕事がこの表のどちらに近いかを、先に確認しておきたい。
FIREを目指すなら、AI時代にどんな力を残すべきか
FIREを目指す立場から見ると、大事なのは「AIにできない作業を探す」ことより、「何かあったときに責任を持って判断・対応できる立場に自分を置く」ことだ。
作業をこなす力は、これからますますAIに置き換わっていく可能性が高い。一方で、判断し、説明し、責任を引き受ける役割は、当面は人間に残り続けると考えられる。
私は現時点では、AIをどう使うかより先に、自分の仕事の中で「作業」と「責任」がどう分かれているかを把握しておくことの方が、長期的な収入の安定につながると考えている。
今日やること:自分の仕事を”作業”と”責任”に仕分けてみる
今の仕事の中身を、「手順が決まっていてAIに任せられそうな部分」と「何かあったときに自分が判断・説明しなければならない部分」の2つに分けて、それぞれ一つずつ書き出してみてほしい。
後者の部分をどれだけ増やせているかが、これから先の市場価値を守るための一番シンプルな指標になる。
まとめ
- AIが保守作業をこなせるかどうかと、企業がその責任をAIに任せられるかどうかは別の論点だった
- 現役エンジニアの反論は、災害対応や顧客対応など、想定外が起きたときの責任の所在に集中していた
- 個人開発・小規模システムと、大企業の基幹システムでは、AI活用の進み方に大きな差がある
- これからの仕事の価値は、作業をこなす力より、判断し責任を持てる力に移っていく
「AIで仕事がなくなる」という言葉だけを見ると、不安の方が先に立ってしまう。でも実際の論争が示していたのは、仕事の有無ではなく、仕事の中身がどう変わっていくかという話だった。自分の仕事のどこに責任が残るのかを、今のうちに確認しておきたい。
MEDIA
「あなたの仕事は、"個人商店型"か"基幹システム型"か」の項目、もう少し掘り下げてほしかったです。例として挙がっているケースが極端では。平均的な人の話ではない気がします。反論があればぜひ記事にしてほしいです。
あえて逆の意見を書きます。
「今日やること:自分の仕事を"作業"と"責任"に仕分けてみる」は言い切りすぎだと思います。次の記事でこのあたりが埋まることを期待しています。
特に「現場からのリアルな反論、一戸建てとマンションのたとえ」は、自分に完全に当てはまっていました。この記事を3年前に読みたかったです。でも今からでもやります。
はじめまして。「今日やること:自分の仕事を"作業"と"責任"に仕分けてみる」で書かれていたこと、明日から意識してみます。生活防衛資金の考え方が、ずっと曖昧なままだったので整理できました。地方在住の場合どうなるか、いつか掘り下げてもらえると嬉しいです。また来ます。
AIでエンジニア不要論という前提から説明してもらえて助かりました。年収の話をタブー扱いしないで書いてくれるのは助かります。
0.05%という数字は、かなり限られた条件での話ではないでしょうか。厳しいことを書いてすみません。
批判ではなく疑問なんですが、「「AIで保守運用は不要に」論争が示した、意外な対立軸」で挙げられている例が、少し極端では。元本割れした場合の話が薄いのが気になりました。同じ方法で失敗した人がどれくらいいるのかも知りたいです。
AIでエンジニア不要論、自分の周りでも同じことが起きています。お金の話になると急に説教くさくなる記事が多いんですが、これは違いました。逆にうまくいかなかったケースの話も読んでみたいです。これからも読ませてもらいます。
AIでエンジニア不要論について、この記事だけで判断するのは危ういと感じました。次の記事でこのあたりが埋まることを期待しています。
「「保守できるか」と「任せられるか」は、別の話だった」のところが一番刺さりました。これからも読ませてもらいます。
「「保守できるか」と「任せられるか」は、別の話だった」のところは、根拠が薄いと感じました。長文で失礼しました。
「「保守できるか」と「任せられるか」は、別の話だった」については、反対の立場の説明も欲しかったです。リスクの説明が足りていないと思います。うまくいかなかった場合の話も同じ分量で書くべきでは。反論があればぜひ記事にしてほしいです。
寝る前に読むつもりが目が冴えました。AIでエンジニア不要論の話、まさに今の自分に重なりました。副業の話が現実的な規模感なのがよかったです。いきなり月50万と言われても困るので。次の記事も待ってます。
AIでエンジニア不要論という枠組み自体に無理がある気がします。自分はほぼ逆の経験をしているので、この結論には同意できませんでした。
AIでエンジニア不要論の結論に持っていくのは、やや急ぎすぎでは。反論があればぜひ記事にしてほしいです。
「今日やること:自分の仕事を"作業"と"責任"に仕分けてみる」の項目、何度か読み返しました。節約の話で終わらず、収入の側にも踏み込んでいるのがよかったです。片方だけだと限界があるので。