皆さま、こんにちは。Yukioです。
大学を除籍された元日本語教師、おまけに難病持ちという、履歴書的には詰んでる人間が、持ち前の明るさと、今まさに学んでいる最中のAIツールを武器に、資産5万円から3年で1億円を目指し奮闘しています。
頭がいいからAIを使うのではなく、根っからのブルーワーク思考だったからこそ気づけたことを、正直に綴っていきます。
このブログが、あなたの一歩を後押しできれば幸いです。ぜひ最後までお読みください。
AIのおかげで作業が早く終わった日、なぜかいつもより忙しく感じた——そんな経験がある人もいるはずだ。
DeNAの事例を見ると、これは気のせいではなく、多くの会社で起きている構造的な現象らしい。
この記事の結論
- DeNAは2025年2月にAI活用を全社方針として掲げ、法務やPocochaの審査業務で大幅な工数削減を実現したが、浮いた時間は資料作成やレビュー業務に吸収され、新規事業へのシフトは進まなかった
- パーソル総合研究所の調査では、AIを使って実際に業務時間が減ったと感じている人は25.4%にとどまる
- 「空いた時間で何をするか」を先に決めておかないと、効率化の効果は自動的に周囲の仕事に吸収されてしまう
DeNAで何が起きたのか
DeNAは2025年2月、南場智子会長が「AIオールイン」を宣言し、全社でAI活用を推進してきた。法務業務やPocochaの審査業務では、実際に大幅な工数削減を実現したという。
ただし、そこで浮いた時間が新規事業へのシフトに使われることはなく、資料作成やレビュー業務に充てられていた。効率化そのものは成功していても、その先の変化にはつながらなかった格好だ。
なぜ「効率化」が「自由」に変わらないのか
これはDeNAに限った話ではない。パーソル総合研究所の調査によれば、AIを業務で使っている人のうち、実際に業務時間が減ったと回答した人は25.4%にとどまるという。
社員からは「仕事の終わりが見えない」、エンジニアからは「制度を変えないと意味がない」という声が上がっている。タスク単位では確かに時間が短縮されているのに、1日全体で見ると労働時間は変わらない——このギャップが、効率化の壁の正体だ。
つまり効率化の恩恵は、放っておけば個人にはほとんど残らない。誰かが意図的に「ここで止める」と決めない限り、空いた時間は静かに仕事で埋まっていく。
浮いた時間の”行き先”を、先に決めている人もいる
| 行き先を決めていないケース | 行き先を先に決めているケース |
|---|---|
| 浮いた時間が、いつの間にか別業務で埋まる | 浮いた時間の使い道を、効率化する前から決めている |
| 評価軸がAI導入前のままで、早く帰ることが評価されない | 「AI活用で生まれた余白に新業務を入れない」とチームで明示する |
| 効率化の効果が周囲の仕事量の増加に吸収される | 浮いた時間を、次の準備や自分の学習・副業に充てる |
営業職のある投稿者は「浮いた時間は、早く帰るためではなく次の商談に使う、と先に決めている」と述べていた。商談後の整理にかかる時間が半日から15分に縮まった分を、AIに録音を読ませて次の商談のゴールを決める時間に回しているという。「行き先を先に決めないと、自分も別の作業で埋めてしまう側だ」という言葉が印象的だった。
Xで見えた反応
ある投稿者は「早く帰れる会社って1日のノルマを決めてるからで、ノルマがなければ無限に仕事が入ってくる」と、量の上限を決める仕組みの有無を指摘していた。
別の投稿者は「これ、効率化の問題というより評価軸の問題な気がします。”早く帰ること”が評価に繋がらない構造のままAIを入れると、空いた時間は別業務で埋まる」と述べ、「AI活用で生まれた余白に新業務を入れない」とチームに明示してから定時上がりが少し増えた、という実例を紹介していた。
一方で「AI使って自分の作業は短縮したが、他人の業務範囲もカバーするようになり、仕事量としては増加。しかし給与には反映されない」という、率直な不満の声もあった。
「昔々、パソコンも携帯電話もない時代からこんなにも便利になったのに結局みんな残業してる。これからも変わらない」という、やや達観した投稿もあった。
FIREを目指す人が、今日からできること
会社の制度が変わるのを待っていても、自分の時間の使い道までは決まらない。だからこそ、AIで浮いた時間の”行き先”を自分で先に決めておく発想が要る。
私自身、AIで文章を書く作業が短縮された分を、副業の記事執筆や資産形成の勉強に回すと最初から決めていた。決めていなかったら、その時間はきっと別の作業に静かに吸収されていたと思う。
今日できることは一つ。明日、何かの作業がAIで少し早く終わったら、その空いた時間を何に使うかを、終わる前に決めておくことだ。
まとめ
- DeNAではAI活用で工数削減に成功したが、浮いた時間は資料作成等に吸収され、新規事業へのシフトにはつながらなかった
- パーソル総合研究所の調査では、AIで実際に業務時間が減ったと感じる人は25.4%にとどまる
- 浮いた時間の行き先を先に決めている人ほど、効率化の効果を自分のものにできている
- 会社の制度を待つ前に、AIで浮いた時間の使い道を自分で決めておく発想が必要
効率化が生んだ空白は、誰かが埋めてくれるのを待っている。真っ先に手を挙げるのは、たいてい自分の勤め先だ。
MEDIA
検索から来ました。
「なぜ「効率化」が「自由」に変わらないのか」のところが一番刺さりました。身も蓋もない現実の部分をちゃんと書いてくれるので、逆に前向きになれます。扶養内で働いている場合はどうなるんでしょうか。次の記事も待ってます。
概ね同意なんですが、一点だけ。「Xで見えた反応」については、反対の立場の説明も欲しかったです。転職を勧めるのは簡単ですが、地方だと選択肢がそもそもありません。読むこと自体は続けます。
AIで時間は浮いたのに、自由にならないについて、逆の見方もあると思います。
言い切りが多いのが気になります。断定できる性質の話ではないはずです。厳しいことを書いてすみません。
「なぜ「効率化」が「自由」に変わらないのか」で書かれていたこと、明日から意識してみます。
「DeNAで何が起きたのか」で挙げられている例が、少し極端では。
同じ方法で失敗した人がどれくらいいるのかも知りたいです。間違っていたら指摘してください。
厳しめの意見になります。AIで時間は浮いたのに、自由にならないを一般化しすぎている印象を受けました。前提が恵まれている気がします。誰にでも当てはまる話ではないかと。その数字の出典はどこでしょうか。差し支えなければ教えてください。
25.4%という数字が出てくると、説得力がまるで違います。読みながら何度かうなずいてしまいました。
はじめまして。「浮いた時間の"行き先"を、先に決めている人もいる」の説明が丁寧で、ようやく腹に落ちました。
AIで時間は浮いたのに、自由にならない、少なくとも自分の周りでは当てはまりません。厳しいことを書いてすみません。
25.4%という数字は、正直まったく知りませんでした。
25.4%という数字の使い方が、少し都合よく見えました。言っていることはわかりますが、これは元手や時間に余裕がある人の理屈だと思います。
深夜に検索してたどり着きました。
0.05%という数字だけ、読み終わったあとも頭に残っています。同じことをぼんやり考えてはいたんですが、言語化されると重みが全然違いますね。
特に「FIREを目指す人が、今日からできること」は、自分に完全に当てはまっていました。お金の話になると急に説教くさくなる記事が多いんですが、これは違いました。
「DeNAで何が起きたのか」の項目、何度か読み返しました。正直まだ全部は理解できていないんですが、わかるところから真似してみます。
「FIREを目指す人が、今日からできること」のところは、根拠が薄いと感じました。うまくいかなかった場合の話も書いてほしいです。次の記事でこのあたりが埋まることを期待しています。
批判ではなく疑問なんですが、「なぜ「効率化」が「自由」に変わらないのか」の項目、もう少し掘り下げてほしかったです。リスクの説明が足りていないと思います。うまくいかなかった場合の話も同じ分量で書くべきでは。前提条件をもう少し具体的に書いてもらえると判断しやすいです。一読者の意見として受け取ってもらえれば。
賛同できない部分があったので書きます。「なぜ「効率化」が「自由」に変わらないのか」は言い切りすぎだと思います。反論があればぜひ記事にしてほしいです。