皆さま、こんにちは。Yukioです。
大学を除籍された元日本語教師、おまけに難病持ちという、履歴書的には詰んでる人間が、持ち前の明るさと、今まさに学んでいる最中のAIツールを武器に、資産5万円から3年で1億円を目指し奮闘しています。
頭がいいからAIを使うのではなく、根っからのブルーワーク思考だったからこそ気づけたことを、正直に綴っていきます。
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A. 実際に数字を置いて計算すると、今の時代は「転職して給与テーブルを乗り換える側」が生涯年収では優勢になりやすい。ただし退職金・年金・住宅ローン審査まで含めると、話はそう単純じゃない。
この記事の結論
- 生涯年収だけを見るなら、今は転職を繰り返す側が優勢になりやすい
- 一生同じ会社にいる場合は「後払い」の退職金・年功序列が効いてくる設計
- 転職を繰り返す場合は「基準額そのものの底上げ」が複利的に効いてくる
- ただし退職金・住宅ローン審査・社会的信用まで含めると一社の方が有利な場面もある
- 年収の最大化だけが目的なら転職、安定と後払い資産重視なら一社が理にかなう
そもそも比較の前提がずれている
「転職 vs 一社」の議論がよく噛み合わないのは、比較対象がバラバラだからだ。同じ会社に居続けて年功序列の階段を上るケースと、3〜5年おきに給与交渉付きで転職するケース。前提の会社規模・業界・役職次第で答えは変わる。ここでは一般的な事務・営業職を想定して、25歳から60歳までの35年間をシミュレーションする。
一生同じ会社にいる場合の年収カーブ
年功序列型の企業では、20代の給与は低めに抑えられ、40代以降で回収するモデルが多い。退職金という後払いの仕組みもここに乗ってくる。若いうちの我慢が、勤続20年を超えたあたりから効いてくる設計だ。途中で辞めると、この後払い分をまるごと放棄することになる。
転職を繰り返す場合の年収カーブ
転職のたびに市場価格で給与を再設定できるのが最大の武器になる。社内の昇給ペースが年数%なのに対し、転職なら一度で年収を1〜2割動かせることも珍しくない。ただし、転職のたびに退職金の積み上げはリセットされ、在籍期間が短いことが住宅ローンの審査で不利に働く場面もある。
実際に数字を置いて計算してみる
同じ25歳・年収400万円からスタートし、片方は年功序列で緩やかに上昇、もう片方は5年ごとに転職して都度給与テーブルを乗り換えると仮定して、60歳までの年収推移を置いてみる。
| 年齢 | 一生同じ会社(年収) | 転職を繰り返す(年収) |
|---|---|---|
| 25歳 | 400万円 | 400万円 |
| 30歳 | 450万円 | 480万円 |
| 40歳 | 600万円 | 720万円 |
| 50歳 | 750万円 | 1,050万円 |
| 60歳 | 800万円 | 1,500万円 |
この推移を35年分積み上げると、一生同じ会社の場合は生涯年収がおよそ2億3,000万円+退職金約2,000万円で合計約2億5,000万円。一方、転職を繰り返した場合は退職金がほぼない代わりに生涯年収がおよそ2億6,000万円前後になる、という試算になった。差はそれほど大きくないが、転職側がわずかに上回る計算だ。
※これはあくまで一つのシミュレーションであり、転職のたびに給与を上げられることが前提の理想値だ。下振れリスクを無視している点には注意してほしい。
数字だけでは測れない部分
生涯年収の勝ち負けだけで語れないのが、精神的な安定・信用力・退職金という後払い資産の存在だ。年収の数字は転職側が有利でも、住宅ローンや社会的信用は勤続年数が長い側に分がある場面も多い。何を優先するかは、年収の総額だけでは決まらない。
で、どっちを選ぶ?
年収の最大化だけを目的にするなら転職の方が伸びしろは大きい。安定と後払い資産を重視するなら一社の方が理にかなう。数字だけ見て決めるのか、数字以外の要素まで含めて決めるのか。そこが分かれ道になる。
まとめ
- 今回の試算では、転職を繰り返した側の生涯年収がわずかに上回った
- ただしこれは転職のたびに給与を上げられた場合の理想値にすぎない
- 実際は転職者の半数以上が「年収が変わらない・下がった」というデータもある
- 退職金・社会的信用・住宅ローン審査は勤続年数が長い側に分がある
- 「生涯年収」という一つの物差しだけで人生の選択を決めるのは危険だ
数字は嘘をつかない。だが数字が全てを決めるわけでもない。自分が何を優先したいのかを先に決めてから、数字を判断材料として使う。それが一番後悔の少ない選び方だと思う。
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